
国立演芸場で開催される、【かぶらや会】という講談の会があります。
先日も、初めての方をお誘いしましたら、とても楽しかったと仰っていただきました。
是非この機会にいらして下さいませ♡
国立演芸場
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/engei/2011/4810.html?lan=j
講談とは、と上手く文章で書けませんが、
落語のように目的が笑いではなく、話の面白さを伝えるものです。
今は、段々と、講談のひいきの方が少なくなってきましたが、素晴らしい伝統芸能です。
講談を、まだ聞く機会が無かった方は、ぜひ、機会を作って講談もお聴きくださいませ。
宝井琴柳師匠、宝井琴調師匠を応援してきました。
その両師匠の師匠である、故・小金井芦州師匠についてのブログがあります
よろしければ、読んでくださいませ。
小金井芦州啖呵を切る
http://kodan.exblog.jp/
158.おわりに
という最後のページに、先日亡くなられた 立川談志師匠の言葉があります
≪古典落語CD−Box談志百席第二期の「家元の芸人五十選〜小金井芦州代々」より≫
以下、転載いたします
〜略〜
最後に芦州先生の芸人としての性格を言い表した立川談志の言葉があるので、ご紹介します。
「飲んだくれでね。上野の地下道の所でスマートボール屋が並らんでやんの、スマートボールやってんだよ、長靴履いて、いい格好じゃないよ。なにやってんの兄さん「ここの女が惚れてんだ」うそだよ。
つまり講釈師の歴史の中にいる人だから、世間と関わりないから、この話はこうこうというのはだめなんだよ。
(中略)
それを分解して、兄さんの芸はこうこうこういうわけですから、今の時代と・・そういう話はできない。せいぜい「よしなよって」感覚が合ってると、おまえがそう言うならよしてもいいがな、という感じなんだ。それを、嫌れぇな奴が言うと、「やかましいやっ」てこうなるんですよ。で、言うとき、あたしが親しいというか、親しいというのも、互いのセンスが判かった上で、ついたり褒たりしている部分が伝わりゃ、いわく以心伝心がある、仲間と決めてくれたからであろう、それとて野暮な事を言ったら、ポンと切れちゃうという所で付き合っている、芸人仲間ですよ。そういうのはいなくなりましたよね。」
{註:立川談志・古典落語CD−Box談志百席第二期の「家元の芸人五十選〜小金井芦州代々」より}
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