トップバッターということで、お心構えも大変だったのではないでしょうか。
けれどプレッシャーにも関わらず、あたたかい笑顔での歌唱、
歌を楽しまれていることが伝わってきて、本当に素敵でした。
私は、前方の客席ブロックの前から数列目の真ん中で、拝聴しておりました(^^)
皆様のお顔もよく見えました。
晴れ晴れと、そして少し恥らうような、可憐な花が一列に並んで歩いてくるような入場でした。
そして、YACCOさんとえりさんの満面の笑みのご挨拶、
これから楽しいあたたかい歌を歌いますよ、と客席に伝えているようでした(^^)
歌声が美しくて、驚きました。
風のように、陽射しのように、心を優しく励ましてくれる声でした。涙が出てきました。
歌詞の場所によって、緩急もあり、
たくさんご練習なさったのだなあと思うと、皆様のこれまでの道のりがとても尊くて、
何とも言えない胸に迫る気持ちでした。
固い緊張は感じられず、ただただ、ここに花として咲きに来ました、と、にこやかに、
その自然さとあたたかさ、本当に素敵でした
事前に笑顔のストレッチをされていたということ、効果抜群だったのではないでしょうか(^^)
コンテストの形ということで、
どんな方でも、そういう機会には普段とは違う緊張をされるものだと思いますが、
(良い意味で、大きな励みや目標になると思いますが)、
またそれとは別に、
他の出場者の合唱団とは違うことがありました。
それは、「おつたのうた」を、ご自身の歌として歌われていることでした。
オリジナルの、まだ客席も審査員の方々も聴いたことのない歌、
どこにも見本がない歌を演奏するのは、大変なことですが、
同時に、他にはない、大きな力があるのだと感じました。
それは、
歌唱の美しさ、演奏の素晴らしさ、完成度、それのみではなく、
この歌を、初めて聴く方に伝えに来たんですよ、という、
おつたさんの言葉を皆様自身の心の言葉として歌われる、
ここだけにしかない、世界で唯一の、あたたかい強い意志でした。
皆様の思い、おつたさんの思いが、たくさんの花になって、さやかな風とともに客席に広がっていく思いでした。
大きなホールでの歌唱は、場が広いため音が四方に散るので、
普段の練習とは違った感覚だったと予想しております。
けれど、動じることなく、風に揺れるひまわりのように、明るく楽しく歌われていて、感動しました。
皆様本番にお強い。おつたの会の皆様は、本当にハートが明るく、強い。
大きな場所で歌う機会を得られたこと、広い客席に向かって歌われること、
本当に尊いご経験だったと思います。
私自身も、大きなホールでの経験は、音楽を届ける距離といいますか、
今まで数メートル先を目指していたものが、遠く1キロ先まで見渡せるようになるような、
心の視野の広がりを得る経験で、
とても必要なことだなあと感じております。
なにはともあれ、長い練習期間、本当に本当におつかれさまでした。
私もとても勉強になりました、今後も精進致します。
どうぞ、これからもよろしくお願い致します。
心から、皆様に大きな拍手と感謝を…。そして、胸が詰まって叫べなかった「ブラボー!」を。
ありがとうございます。
容子さんらしい、愛溢れるお言葉ですね。
≪風に揺れるひまわりのように≫これからも歌っていきましょう♡
こんなに素晴らしい作曲家の園田容子さんがついていて、私たちは本当に幸せです♡
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