
スタートから、度肝を抜かれ、
あっという間にお芝居に魅了されてしまいました。
何度か、江戸あやつり人形を観せていただいてきましたが、その度に新しいトキメキを感じます。
泣いた赤鬼は、すっかりファンになってしまいました

『ゴーレム』も是非沢山の方に観ていただきたいです。
『ゴーレム』は、脚本・総合演出:天野天街(少年王者舘)の作品。
人形遣いの方々がマジックのように操り、人形が生きているように表情豊かでした。
そのやり取りがとても面白くて、演出の凄さに圧倒されました。
★ゴーレムとは、ユダヤ教の伝承に登場する泥人形のことで、断食や祈祷などの神聖な儀式を行ったラビ(ユダヤ教における宗教的指導者)の手で作られ、そのラビの命令を実行するという召使のような存在。
園田容子さんの音楽により、一層味わい深い世界を作っていました。
キャッチボールのようにやりとりする遊び歌のように面白い音楽
思わず楽しくなって一緒に歌っているような気持ちになってしまいました。
園田容子さんのフェイスブックより
≪。。。略。。。
人形って本当に不思議です。
操られているはずの人形が、あっ命を持ってしまった、と目を見張る瞬間があって、
人形が動くと、人間たちも動き出す…、そんな風にさえ感じたり。
稽古場に並んでいるたくさんの人形達は、
もしかして、夜中に自主稽古してるんじゃないだろうか?
人形が歩くから、流れる風の音や歌が、町になる、道になる。
って、なんだかヘボ詩人のようですが、本当にそう思っちゃうのです。
役者さんって、人形の世界と人間の世界を行ったり来たりできるんだろうか。
誰が人形で誰がしゃべっているのか、生きているのはどっち?
ココロをもっていかれる舞台になると思うです。≫
6月5日から12日まで、横浜の劇場KAATで上演。
チェコと合同公演
http://www.acephale.jp/news.html
ラスト



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